経営の相談相手として活用 わかやま新報107号 9月12日号

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わかやま新報の読者の皆さま、こんにちは! 和歌山県よろず支援拠点チーフコーディネーターの吾妻です。本日は㈱お元気さんについてご紹介します。

お元気さんは、よろず支援拠点の開所後、しばらくしてご相談に来られ、よろずを経営の相談相手としてご利用いただいています。会社のコンセプトは「未来に綺麗な海を残したい」ということで、世間でSDGs

があまり知られていないときから、海を守ることに通じる商品の販売をされています。

商品の一つに、「エコレ」という飲食店向けの油濾過システムの販売があります。相談当初の商品の訴求は「スペックとコスト削減」が中心でした。そこで、会社のコンセプトもPRし、「理解・共感してもらえるような訴求」にしてはどうかと提案し、新しいチラシの作成や商品紹介のホームページの刷新をしています(*1小規模事業者持続化補助金を活用)。

また、商品を販売する上で、法的にトラブルになる前に注意すべき点については、当拠点の石川弁護士がアドバイスしています。

最近では、油の値段が高騰していることを受け、コスト訴求の部分でお客さまからの問い合わせが多いようです。加えて、ネット販売の商品について、「お客さまの目に留まるようにどうすれば良いか?」という相談があり、課題と方向性を整理した後、「*2デジタル化応援隊」という制度を活用しました。

これにより、一部の地域だった商品の販売が広がりをみせています。このように、当拠点では必要に応じて、複数の相談員と施策活用のアドバイスをしています。ご興味のある方は、経営に関する相談相手を増やしてみる、という形で一度よろず支援拠点にお越しください。お待ちしております。

お元気さんのホームページもぜひご覧ください。https : //ogenkisun-ecore.jp/ 、問い合わせフリーコール0800・888・1135

*1:お客様を増やすための補助金で、年間を通して複数回の公募があります。

*2:ITスキルを持つ専門家にIT化に関する支援を受けられる制度。

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