人間性尊重の経営を継承 わかやま新報 95号 6月20日号

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~よろず支援拠点だより~                                     No.95

わかやま新報の読者の皆さま、こんにちは!和歌山県よろず支援拠点コーディネーターの坂下です。5月から「よろず支援拠点」のコーディネーターとして相談業務を担当しています。

私は長年、機械メーカーで赤字工場やストライキが多発するインドネシアの子会社を再建するため、人間性尊重のもと、従業員と目線を合わせモチベーションアップに取り組む教育を実施してきました。改善活動に取り組んだことで再建がかない、その手法は国や人種を問わず普遍のものであると経験してきました。

入社した当時は、人を大切にする日本式経営が主流で、私が今日あるのも、先輩諸氏から時に厳しく、時に温かく見守っていただいたおかげと感謝しています。

日本式経営の原点は、江戸時代の商家の家族主義的なスタイルであり、中小企業経営の強みと考えています。しかし、昨今のグローバル化の進展で、企業と社員との関係性が変化しつつあるように思います。良き時代の継承者として人間性尊重の経営のアドバイスができればと、大きく3つのテーマで勉強会を考えています。

まず一つ目のテーマは、「モノの見方・考え方」です。入社3年以内に退職する新卒者は、高卒で40%、大卒で30%にも上るという統計があり、若手社員の定着や育成を目指します。

二つ目は、「もうける5Sの実践」です。「5Sは長続きしないし、もうからない」とよく耳にしますが、それは5Sの真の目的が理解されていないのが原因です。活動の基本である5Sを、品質や生産性、安全性の向上を目指して実践しましょう。

三つ目は「ムダ発見」です。日常の作業には無駄が潜在化しており、その無駄に気付いて衆知を結集すれば素晴らしい改善案が出ると考え、改善の糸口にします。

これらのテーマを整理しながら勉強会の準備をしていますので、決まり次第ご案内させていただきます。

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