応援してくれる仲間づくりを わかやま新報 96号 6月27日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

わかやま新報の読者の皆さま こんにちは!

5月24日に着任しました、和歌山県よろず支援拠点コーディネーターの横山精光です。

大手電機メーカーで、住宅設備・建材商品の企画開発や事業企画、技術企画、ユニバーサルデザインなどを担当していました。定年後は、徳山工業高等専門学校で、地域の企業と高専の研究者との産学連携支援に従事。その後、(独法)中小企業基盤整備機構四国本部で、地域資源活用や農商工連携・新連携など、四国の中小企業の事業支援や、(公財)京都高度技術研究所で京都市を中心にした全国のベンチャー企業の事業支援をしてきました。「頑張れ、中小企業!」の気持ちで、日本の産業の礎となる中小企業事業者を応援することが、定年後のライフワークになっています。

 中小企業は大企業に比べて、ヒト・モノ・カネ全ての面で劣勢に立っています。それを克服するには、どれだけ多くの人(仲間)を巻き込んで支援を得られるかが重要です。研究開発面では大学や高専、公設試といった教育研究機関、事業化面では国や県、市町村などの公的支援機関および地域の金融機関らに協力を仰ぐことが大切です。応援してくれる仲間のネットワークを作るためにも、お近くの支援機関へ気軽に相談してください。もちろん、和歌山県よろず支援拠点でもお待ちしております。

 また、私自身の企業での経験からお役に立てることとして、常に相手の立場に立った「マーケットイン」の考え方でマーケティングや事業企画などを中心に支援させていただきます。対象業種についても、機械設備や食品などの製造業、生活雑貨や食品などの小売業、飲食や観光といったサービス業と、幅広く経験しています。学問的専門分野は「人間工学」「感性工学」で、人が感じる感覚を科学的(生理面・心理面)にアプローチし、「使いやすい」「品のある」「心地よい」「おいしい」などの形容詞で表されるような「売れる商品づくり」のお手伝いができればと思います。

 当事者としては分からなかったのですが、大企業では当たり前のことでも、中小企業ではできていないことも数多くありました。新しい事業や商品をお考えの方は、ぜひご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。