チャレンジ応援の専門家集団 わかやま新報119号 12月26日号

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わかやま新報の読者の皆さま、こんにちは! 和歌山県よろず支援拠点コーディネーターの二之段(にのだん)直哉です。

私は日頃、社会保険労務士として人事労務管理に関する相談に対応しております。先日は、初めてスタッフを募集される飲食店経営者さまがご相談に来られました。採用後の労働条件に伴う労働保険や社会保険手続きのルール、そして採用後の労働条件明示書の交付などをアドバイスしたところ、「部分的に分からないところや疑問に思っていた点が解決し、相談して良かった」と非常に喜んでいただきました。

私も数年前に社会保険労務士事務所を開業した当初は、分からないことや不安に感じることがたくさんありました。特に、開業前は夢を膨らませて「成功しかない」という気持ちで溢れていたため、仕事でお世話になった先輩から「見通しが甘い」「そんな考えでは絶対失敗する」と全て駄目出しをされた時はとてもショックを受けました。しかし、それがあったからこそ創業に対する覚悟が生まれ、今も何とか事業を継続することができており、私のことを思い遠慮なく正直な意見を言ってくれた先輩には感謝しかありません。

また、サラリーマン時代は土日祝に仕事が入ると、やらされている気持ちが強くなり働くことが辛いと感じることがありましたが、今は個人事業主として働けば自身の収入につながるという気持ちから、曜日に関係なく業務をこなすことに満足感があります。これも、雇われ人ではなく創業する人の特権かもしれません。

「よろず支援拠点」は、創業を目指されている方や創業された方のための相談窓口であり、多種多様なコーディネーターが在籍する専門家集団ですので、これからもお気軽にご活用いただければと感じます。

和歌山で新しいことに向けてチャレンジしようと考えている方々を「よろず支援拠点」はこれからも応援します。2022年も皆さまの健康とご多幸、事業のさらなるご発展を祈念しております。

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