既存広告とSNS わかやま新報120号 1月9日号

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謹賀新年。和歌山県よろず支援拠点一同は、本年も皆さまのますますのご発展を祈念するとともに、なお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

新春号の今回は、広告・デザイン担当コーディネーターの私、榎本が既存の印刷物とSNSによる広報戦略の現状についてお話します。

広告としてすぐに思いつくのは、チラシなどの印刷物ですが、ご存知の通り、現在はSNSを利用した宣伝が重要性を増しています。広告手段や規模が多彩な都心でもSNSは最重要として扱われ、企業単体での情報発信からインフルエンサーの起用など、さまざまな手法で集客やブランディングに活用されています。

SNSの広告戦略は低コストで気軽に始められる上、ファンの獲得と囲い込みまでできるのが特長です。また、反響を数値で確認でき、改善を繰り返せばより良く成長させていけるため、個人事業主や中小企業には手軽に参入が可能な素晴らしい広告方法です。

一方、最初の窓口をどのように設けるか、顧客をどのように引き込んでくるかといった戦略は難しく、印刷物による広告を含む他媒体の併用の検討など、さまざまな労力が必要です。ファン層を維持するための更新や、有益な情報発信などの継続企画も負担になります。

このように「印刷物単独」であった広告は、「SNSに引き込むために既存広告方法を併用する」形へと変わってきています。また、飲食店に限っては、コロナ渦で営業時間が変化し、掲載内容への信用性が落ちたことによって、SNSやメール、メルマガなどの媒体へ信用が移行。ペイドメディアといわれる「グルメポータルサイトへの情報掲載が主力の時代」から変わりつつあります。 このように日々変化していく中、よろず支援拠点ではさまざまな情報を取り入れ、少しでも相談者さまのお役に立つアドバイスができるよう努めています。「広告を見直したい」「デザインを見直したい」という事業主さまは、ぜひ一度ご相談ください。

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