【よろず支援ニュース#265-令和②】
3月公募開始予定の事業再構築補助金、今から事前準備ください!

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昨日、当方も大きな信頼を寄せている方が事業再構築補助金の概要について説明したオンラインセミナーに参加しました。以下、説明の要旨になりますので、ご一読ください。

  • 今のところ、公募開始は3月中旬の予定だそうです。(あくまでも予定ですので、遅れる可能性はあります)3月の公募開始以降は、今後2年間で複数回の公募を予定しています。
  • 「公募期間は1か月程」と公表されているQ&Aにもあります。3月中旬の公募開始になれば、公募締切は4月中旬or下旬ぐらいでしょうか?
  • 「申請書=事業再構築の事業計画書」になりますが、予想通り今回はものづくり補助金の事業計画書レベルになるとのことです。採択を目指すのであれば、相当な時間を使って説得力のある事業計画を作成する必要があります。持続化補助金の経営計画書については、慣れた人であれば半日で作成できるでしょうが、ものづくり補助金ではA4サイズで10枚を目安にしっかりと事業計画書を作り込まないと採択が難しいのが現状です。
  • また、通常枠の補助金額は100万円~6000万円と幅が大きいですが、やはり補助申請額が大きいほどより精緻な事業計画を作成すべきとのことでした。
  • 「申請前にしておかなければいけないこと」として以下の3つの説明がありました。
  • 1)GビズIDプライムの取得
  • 2)認定支援機関への相談
  • 3)事業再構築指針・公募要領が発表される前に書き始める。
  • 特に(3)に関して、3月の公募への申請をお考えの事業者様は、先日もここで述べた通り今から事前準備することを強く勧めます。仮に4月下旬の申請締切であれば、締切まで約2カ月しかありません。(かなりタイトなスケジュールかと思います。)下URL概要資料の7ページ目に「事業計画の策定」がありますので、ここをじっくり読み込んでストーリー立てて下書きから書いてみては如何でしょうか?

>>https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/summary.pdf?0216

その際は先日配信にある「ミラサポPlusにあるものづくり補助金申請事例・書き方」が参考になるかと思います。

*先日の配信>>https://yorozu.yarukiouendan.or.jp/yorozu_news/259-2020/

  • また、セミナーの中ではピンクのPRチラシの冒頭部分「ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための企業の思い切った事業再構築を支援」が大きなポイントとのコメントがありました。これがこの補助金の「施策立案者」の強い思いになります。故に、思い切った「事業再構築」以外にも「ポストコロナ」「ウィズコロナ」「変化への対応」など強く意識して事業計画書を作成ください。
  • セミナーでは「ネット等の情報が錯乱している、惑わされないでください!」とのコメントがありました。ネット上には色々な情報が氾濫しています。当補助金の正確な情報に関しては、あくまでも経産省・中小企業庁から正式発表される情報・資料を待つ必要があります。(3月上旬ごろには公募要領・指針が公表になる予定かと推察します。)

最後に、今後の補助金活用について一言。最近は、どうしても予算1兆円超の事業再構築補助金にフォーカスが当たりがちですが、3主要補助金(持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金)の「低感染リスク型ビジネス枠」(いわゆるコロナ対応型)へ2300億円もの巨額予算が計上されていることを忘れないでいただきたいと思います。

事業者の皆様におかれては、新型コロナの影響を乗り越えるためにも様々な新しい取組を検討されているかと思いますが、「その新しい取組に適した補助金は何か?」を十分に検討の上、各補助金をご活用ください。

以下、上の3主要補助金の今後の公募スケジュールになります

  • ミラサポPlus記事:「主な補助金の公募スケジュール」

>>https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/13768/

*持続化補助金「低感染リスク型ビジネス枠」の次回公募開始:3月中公募開始予定

*持続化補助金「通常枠」次回申請締切:6月4日

*ものづくり補助金「通常枠・低感染リスク型ビジネス枠共通」次回申請締切:5月13日

*IT導入補助金「通常枠」、及び「低感染リスク型ビジネス枠共通」の公募スケジュールは未定です。詳細が決まり次第公表するとのこと。

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