【よろず支援ニュース#235-令和②】
業態転換を含む新しい取組に積極的な中小事業者の事例紹介(動画付き)

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前回の配信は「事業再構築補助金」の特集記事でしたが、皆様への参考情報として「業態転換」を含む新しい取組・新規事業に積極的な会社さんの事例がないか探してみました。

そこで、今回は経産省の広報サイトである「METIジャーナル」に掲載されている4つの中小事業者の取組事例を動画付きで紹介します。全て製造業の事例になりますが、少しでも皆様の今後の事業展開の参考になれば嬉しいです。

下の各記事URLには3~5分の紹介動画が貼り付けてあります。会社を見学するつもりで是非見てみてください。

  1. 見慣れた「あの看板」手がける協同工芸社 実力が新事業に結実
  2. 事例記事>>https://meti-journal.jp/p/12496-2/
  3. 以下、記事の冒頭です。若手のアイデアを積極的に採用、2019年に始めた表札のネット販売は好調のようです。また、看板用のアルミ複合材を使って、PCR検査用のボックスも製造しており、ネットで販売しています。
  4. 「大手スーパーのイオン、中華料理チェーンの日高屋、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリーンスタジアム。これらの店舗やスタジアムの一部の看板を同じ企業が手がけていることを知る人は少ないだろう。千葉市に本社を置く協同工芸社。商業施設や事業所の看板の製作が主力事業で、2019年に創業50周年を迎えた。近年は、住宅の表札やキャンプ用品といったBtoC市場にも参入。「看板屋」としてのDNAを受け継ぎながらも、常に新しい形を模索することを忘れない姿勢で海外展開も視野に入れる。」

以下、記事の冒頭です。成熟市場で売上が10倍とはすごいですね!

  • 「東京都羽村市に他社からの見学希望が絶えない企業がある。変圧器を手がけるNISSYOだ。成熟産業ともいえる変圧器で売り上げを20年で10倍に拡大。生産現場でのIoT導入やペーパーレス化を進め、「デジタルトランスフォーメーション(DX)をいち早く進めた中小企業」と紹介されることも多い。だが、久保寛一社長は「DXはあくまでも手段に過ぎない」と語る。競争力の源泉は10年がかりで構築した「PDCAサイクル」にある。」
  • 自動制御盤の設計からメンテナンスまで 一貫体制で異彩 ノーブル電子工業
  • 事例記事>>https://meti-journal.jp/p/13372/
  • 以下、記事の冒頭です。3年前にゼロから始めた「FA向け制御盤事業」が、今は全売上の4割を占めるそうです。これは、業態転換のひとつかと
  • 「神奈川県綾瀬市に本社を構えるノーブル電子工業は建物の空調や製造設備で使う自動制御盤のメーカー。自動制御盤の設計から製造、組み立て、メンテナンスまでを一貫で扱う。一般的な自動制御盤の受注スタイルを見ると、設計は設計のみ、製造は製造のみと工程ごとの受注が一般的だが同社は異なる。一貫受注のため、設計変更やトラブル時に迅速に図面の修正履歴などのデータを取り出して検証できるほか、徹底したトレーサビリティーを維持でき、ユーザーの現場での仕様変更やメンテナンスの高い品質につなげている。」
  • 超精密技術で独自の地歩築く 小松ばね工業
  • 事例記事>>https://meti-journal.jp/p/12607/
  • 以下、記事の冒頭です。バネ屋さんですが、医療分野にも参入。社長さんは女性、ファッション分野とも接点があるとのこと。
  • 「中小企業が集積する「ものづくりのまち」として知られる東京・大田区。この地で70年以上にわたり超精密バネを製造するのが小松ばね工業。とりわけ線径(太さ)0・02ミリメートルから2ミリメートルほどの製品の中には肉眼ではバネと分からないサイズのものも。最も細いバネは髪の毛よりも細い素材で作られている。電子部品や自動車、医療機器など、さまざまな製品に用いられ、日本のものづくりを下支えしてきた。これを実現するのは小ロットから1000万個単位の受注まで対応できる柔軟な生産体制とこれを支える最新の成形機、さらには熟練の技によるツールづくり。これらが三位一体となって顧客から信頼に応えている。」
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