よろず支援ニュース

【よろず支援ニュース#178-令和②】
町工場が競う「くらだいものグランプリ」に投票してみませんか?~コロナ禍を笑いで吹き飛ばす~

  • 町工場が競う「くだらないものグランプリ」に投票してみませんか?~コロナ禍を笑いで吹き飛ばす~

いつも堅い話が多いので、今回はちょっと息抜きに楽しい情報をひとつ。先日、関西圏の「ウィズコロナに向けて躍動する企業」を紹介しましたが、今回は「コロナ禍で先が見えない不安を笑い飛ばそう」という町工場グループの話です。(特に製造業の皆さまはお好きではないでしょうか。)

  • 朝日新聞記事:「くだらないものグランプリ」~世界一折れやすいシャー芯 くだらない逸品、町工場競う~

>>https://www.asahi.com/articles/ASNBP5HSJNBPOBJB003.html

  • 「普段はまじめに仕事に励む町工場が「くだらねえー」といわれるモノづくりに挑み、くだらなさのナンバーワンを決めるコンテストをオンラインで開く。コロナ禍で先が見えない不安を笑い飛ばそうと、自動車部品などを手がける中小メーカーがその技術をジョークの一品に詰め込んだ。」
  • 「くだらないものグランプリ」とは、モノづくりのプロ達が自社技術を駆使して「くだらなくて笑えてしまう一品」を本気で製作し「くだらないモノ日本一」を決める戦いの場。
  • 「参加するのは愛知県や大阪府などの20社で、主に自動車や航空、工作機械といった分野で使われる試作部品や金型をつくる工場だ。」
  • 先週Webで事前投票が始まり、決戦の日は11月3日13時、下のYoutubeチャンネルでLIVE配信決定!

事前投票サイト>>https://bit.ly/3klzqQ0

Youtubeチャネル>>https://bit.ly/3knEJyk

各社3分ほどのYoutube動画が上の両方のサイトに貼り付けてあります。数社の動画を見てみましたが、本当にくだらなくて笑ってしまいました。でも、新型コロナで世間が塞いでいる昨今、こんなイベントっていいですよね!私は大好きです。

現在事前投票ができますが、ご興味のある方は祝日文化の日である11月3日のLive配信をご覧になって投票されては如何でしょうか?

【よろず支援ニュース#177-令和②】
ミラサポPlusコラムの紹介:「小規模企業には「伸び代」しかない!」「職人から経営者へ」

  • ミラサポPlusコラムの紹介:「小規模企業には「伸び代」しかない!」「職人から経営者へ」

以下、小規模事業者支援で著名な(株)アテーナソリューション代表取締役:立石裕明氏のコラムが、ミラサポPlusに掲載されていますので、ご紹介します。

  • 「小規模企業には「伸び代」しかない!」(1回目)

>>https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/8562/

  • 「職人から経営者へ」(2回目)

>>https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/9083/

下URLが立石氏のプロフィールですが、参院議員松村氏の言葉にあるとおり「阪神淡路大震災で被災した経営者でもあり、被災者と経営者両方の気持ちを知り尽くした人間」であり、情熱をもって小規模事業者支援のため全国を駆け回っている方です。

商工会・商工会議所等のセミナー・講演で何度も和歌山へ来られてますので、ご存知の方もいらっしゃるかとも思います。(当拠点のセミナーでも数年前にご講演いただきました。)

上の二つのコラムでは、飲食業・小売業等の個人事業主を想定して、すぐにでも取り掛かれる経営改善について熱く語っておられます。個人事業主の皆様(特に、「うちは、どんぶり勘定なんだよなぁ~」という方)、是非騙されたと思ってご一読いただければ大変嬉しいです。きっと商売における何かの気づきがあるはずです。

ミラサポPlusでの立石氏コラムですが、5回連載予定ですので、今後もタイミングを見てご紹介したいと思います。

PS.ちなみに、立石さんへも当メルマガを配信させてもらっています。

【よろず支援ニュース#176-令和②】
近畿経済産業局レポート「新たな日常に向けた個人消費の変化を捉えるビジネス~ウィズコロナに向けて躍動する企業」

  • 近畿経済産業局レポート「新たな日常に向けた個人消費の変化を捉えるビジネス~ウィズコロナに向けて躍動する企業」

今回は、近畿経済産業局が定期的に発行している「関西企業フロントラインNEXT」20号をお届けします。今回のテーマは、標題にあるとおりですが、大変興味深い内容となっております。

  • 近畿経済産業局HP公表記事

>>https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/report20.html

  • 「関西企業フロントラインNEXT」20号(本文:30ページ)

>>https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/frontline/frontline_no20.pdf

以下、簡単ですが当レポートを少し解説してみます。

  • 当レポートは以下の4部構成となっております。
  • 第一章:データからみる新型コロナウイルスによる個人消費への影響(4~12ページ)

*我が国の2020年4ー6月期のGDPは、年率換算で▲28.1%と、リーマンショック時の2009年1ー3月期の▲17.8%(年率換算)より減少幅が大きく、戦後最大の落ち込みとなりました。*その上で新型コロナ以降(4月以降)の個人消費支出を詳細に分析しております。

  • 第二章:新たな日常への「移行期」に対応した事業やサービス((14~17ページ)

*「「新たな日常」への移行期では、「三密回避」「職住不近接」「おうち時間の充実」といった、現在直面し ている課題・ニーズへの対応が求められた」と分析した上で、ピンチをチャンスに変えるべく、新たな事業やサービスを展開している企業の事例が3つ紹介されています。

  • 第三章:新たな日常への「適応期」に向けた事業やサービス(19~25ページ)

*「今後、新たな日常に適応したサービスは、「地域とのコミュニケーション力 」「移動自粛・近距離移動によ り国産・地域・地元を応援」「新たな日常に適応し、コロナ収束後も継続できる事業・サービス」といった要素が鍵になると考えられる」とした上で、それに取り組んでいる企業の事例が6つ紹介されてます。

  • 第四章:新たな日常に向けた個人消費の変化を捉えるビジネス(27~30ページ)

*ポスト・コロナのビジネスの方向性を、中小企業の「生の声」を基に考察しています。

当レポートは30ページとちょっと多めですが、事業者の皆さまには大変興味深い内容かと考えます。実際の企業事例を中心にさらっとでも目を通していただければ幸いです。

今後も厳しい時期がしばらく続くかと思います。昨日配信したオンライン展示会CEATE(シーテック)のテーマも「新型コロナ後の「新常態」(ニューノーマル)」でしたが、今後はこの「新常態」を前提にした新しい事業・サービスに取組んでいく必要があると考えます。

【よろず支援ニュース#175-令和②】
アジア最大級のIT・家電展示会のシーテック(CEATEC)、昨日、完全オンラインで開幕!その他

  • アジア最大級のIT・家電展示会のシーテック(CEATEC)、昨日、完全オンラインで開幕!

皆さま、アジア最大級のIT・エレクトロニクスの展示会であるCEATEC(シーテック)をご存じでしょうか?例年10月に幕張メッセで開催されるのですが、今年は新型コロナの影響で「完全オンライン展示会」として昨日スタートしました。

  • CEATEC2020特設サイト>>https://www.ceatec.com/ja/
  • 産経新聞記事:「CEATEC開幕「新常態」を見据え商機模索 非接触テーマの展示も」

>>https://www.sankeibiz.jp/business/news/201021/bsc2010210500001-n1.htm

  • 近年のテーマは近未来社会ソサイエティ0がテーマでしたが、今年のテーマは、新型コロナ後の「新常態」(ニューノーマル)となっています。

当方、昨日早朝に上の特設サイトから「来場登録」(無料)を済ませ、10時のオープン後にログインしてみましたが、入場制限で入れませんでした。午後になり、ようやくログインできましたが、初日から想定を上回る人気だったようです。

*日経新聞「シーテックで閲覧制限、アクセス集中で」

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65208850Q0A021C2000000/

  • ログインして実際にオンライン展示を見てみましたが、多くのバーチャル展示スペースがあり、数社の展示を見てみました。以下、サンプルとしてソニーの展示に関する新聞記事を紹介しておきます。

日経新聞「ソニー、CEATECで示す新常態のエンタメ技術」

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65171820Z11C20A0000000/

  • シーテックの会期は23日までですが、期間中著名人による多くのオンライン・コンファレンス、セミナーが開催されます。
  • 展示内容は特設サイトで12月末まで閲覧できます。

最先端の「近未来社会ソサイエティ5.0」「新常態」(ニューノーマル)技術・商品にご興味のある方、是非一番上の「CEATEC2020特設サイト」より(無料)会員登録の上、興味のある展示を見てみては如何でしょうか?

来年以降、オンライン展示会はひとつの「新常態」となり、中小・小規模事業者におかれても、今後オンライン展示会への出展を検討される方が増えていくかと思います。ひとつのオンライン展示会事例として、特設サイトを覗いてみてください。

  • IoT・AI等の先端技術導入に対する当財団補助金の追加公募

わかやま産業振興財団は、IoT・AI等の先端技術の自社への導入し、雇用創出を図る計画を持っている事業者を対象に、以下の補助金の追加公募を行います。

  • 先端技術導入支援事業補助金の追加公募記事

>>https://yarukiouendan.or.jp/news/sentangijyutu2020second/

  • 対象者は県内の製造業者のみです。補助上限50万円、補助率2/3となってます。
  • 申請締切は11月9日。
  • 申請の詳細は上URLご覧の上、不明な点・質問等あれば、「問い合わせ窓口」までご連絡ください。

【よろず支援ニュース#174-令和②】
GoToイベント:チケット販売事業者等の募集開始!、GoTo商店街:補助金の先払いを検討中!

最近は「GoToキャンペーン」関連の配信が多いですが、今回は「GoToイベント」の最新情報、及び「GoTo商店街」の続報になります。

  • GoToイベント:チケット販売事業者等の募集開始!イベント主催者の募集開始は10月下旬
  • 経産省HP:「本日より、「Go To イベント」事務局が、チケット販売事業者等の募集を開始します!」

>>https://www.meti.go.jp/press/2020/10/20201019001/20201019001.html

  • GoToイベントに関しては、内容をよく知らない方も多いかと思いますので、まずは下URLの概要ご覧ください。

>>https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/downloadfiles/k200701001_04.pdf

  • イベント・エンターテインメント関連のチケットを購入の際、2割相当分の割引・クーポンが支援されます。(事業スキームは上資料の1ページ)
  • 当キャンペーンの対象範囲(例)は下のとおり。(上資料の3ページ)

*芸術文化(音楽コンサート、演劇、映画館、美術館、遊園地、伝統芸能、博物館、展示会、無観客ライブなど)

*スポーツ (試合観戦、スポートイベントなど)

  • 昨日、上のURLのとおり、チケット販売事業者の募集を開始したところですが、登録申請は下の特設サイトより可能です。

GoToイベント特設サイト>>https://gotoevent.go.jp/ticket-seller/

  • イベント主催者及びイベントの募集開始は、10月下旬予定です
  • 先日の報道では「10月下旬のチケット販売開始を目指す」とありましたが、少し遅れるかもしれませんね?

当メルマガの配信先にも「チケット販売事業者」「イベント主催者」に当たる方がいらっしゃるかと思います。登録申請の際は、上の特設サイトの情報をよく読んで、不明な点等あれば、(上特設サイトの一番下にある)「問合せ先」へ聞いてみてださい。

ちなみに、FAQは右>>https://gotoevent.go.jp/faq/index.html?id=ticket-seller

  • GoTo商店街の続報:経産省が補助金(300万円)先払いを検討中

昨日、GoTo商店街の次回募集開始が10月30日(予定)とお伝えしましたが、以下続報になります。

  • 産経新聞記事:「GoTo、次は「商店街」にぎわい戻るか」

>>https://www.sankei.com/life/news/201019/lif2010190034-n1.html

  • 「補助金は「後払い」とされたことから事業への申請を見送った商店街もあり、経済産業省は「先払い」へ変更する検討を始めた。」とのことです。
  • 10月末からの募集を予定している通常事業から方法を切り替える見込みだ。」
  • 「先払い」になりそうですが、そうなれば各商店街も一層当キャンペーンを活用しやすくなりますね。

最後の、昨日お伝えすることを忘れていた情報をひとつ。以下、商店街の事例集になります。ご興味のある方は下URL覗いてみてください。

  • 「GoTo商店街 事例集」

>>https://www.meti.go.jp/covid-19/goto-shoutengai/download/torikumi_jirei.pdf

  • 「コロナ禍でがんばる商店街」事例集

>>https://www.syoutengai-shien.com/cat_common/com_covid19/

【よろず支援ニュース#173-令和②】
GoToEat食事券事業:和歌山市以外の「参加飲食店の事前登録」、GoTo商店街の次回公募について

  • GoToEat食事券事業:和歌山市以外の「参加飲食店の事前登録」について

先日の配信で、県内のGoToEat食事券事業に関し、和歌山市で参加希望の飲食店を対象に加盟店事前登録が始まったことを案内しました。

その後、他の自治体でも【和歌山Go To Eatキャンペーン [食事券発行事業]:参加加盟店 事前登録募集!!】が、以下のとおり開始されております。

県内での食事券の販売開始ですが、数週間後にはローソンなどで販売されるかと思います。既に食事券の販売を開始した県もありますが、やはり大変な人気で即日完売している販売所もあるようです。

「25%プレミア付食事券」は大きな魅力ですので、私も販売が開始されれば、直ぐにでも買いに行こうと思ってます。加盟店になっているイタリアンを検索・予約し、いつもより高いワインを頼んでみようかと考えています。ちなみに、以下愛知県のGoToEat公式サイトですが、和歌山県でも同様の公式サイトが立ち上がると予想してます。

県内の飲食店の皆様、早めに加盟店登録することを勧めます!留意点として、参加要件である「新型コロナ感染予防対策」しっかりとご対応いただければと思います。

また、GoToEatの加盟店登録後、併せてGoToトラベルの「地域共通クーポン取扱店舗」にも登録することを推奨します。詳しくは下URLのとおり。

>>https://bit.ly/3jNybIO

  • GoTo商店街:先行募集で34件を採択、次回募集開始は10月30日(予定)

9日、「Go To 商店街事業」に関し、1次締切りとした先行募集に応募のあった案件について、34件の事業が採択されたことが公表されました。

  • 先行募集 1次締切 採択事業一覧>>https://bit.ly/2T1i0Mp
  • 残念ながら和歌山県内の商店街の名前はありませんでした。
  • 採択事業一覧に「事業名」(イベント名)が簡単に書いてありましたので、ざっと見てみましたが、以下気づいた点です。

*「Go To 〇〇〇」という事業名が多いですね。(5件、GoTo 100円商店街、GoTo こどもまつり、など)

*季節柄、「イルミネーション」「ハロウィン」「新しい生活様式」という言葉が目に付きました。

次回の募集開始は10月30日(予定)、イベント対象時期は12月1日(火曜日)~2月14日(日曜日)になります。詳しくは下URLご覧ください。

次回募集のイベント対象時期(12月~2月)を考えると、「クリスマス」「お正月」がテーマのイベント応募が多くなるのでしょうか?

当メルマガの配信先にも商店街に関係している事業者様もいらっしゃるかと思います。補助額としては、「1団体当たり上限300万円、複数の団体が連携する場合は、団体ごとへの補助とは別に最大500万円を上乗せ」となっております。GoTo商店街事業の活用、ご検討されてみては如何でしょうか?

【よろず支援ニュース#172-令和②】
簡単な中小経営者の自己診断・内省促進ツールを紹介します!(大変興味深いツールです)

  • 簡単な中小経営者の自己診断・内省促進ツールを紹介します!(大変興味深いツールです)

当メールの配信先の多くは中小経営者様ですが、今回は経営者の皆様に是非ご一読いただきた情報になります。

中小の経営者は、概して目の前の日々の仕事・業務で多忙であり、ご自身の経営・マネージメントのやり方について、立ち止まって考える機会をあまり持てない方が多いかと思います。そこで、以下、経営者の皆様が、ご自身のマネージメントのやり方を簡単に自己診断でき、且つ「あるべき姿はどのようなものか」、自分に対して見える化できる簡単ツールを紹介します。

  • 中部産業連盟が、中小事業者の経営力を強化する内省促進ツールを開発し、無償公開

>>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000053359.html

当情報は、数週間前に日刊工業新聞でも取り上げられたものですが、良いタイミングで配信しようと温めていた情報です。詳しくは上URLをご覧いただければと思いますが、以下2つのツールを解説します。

 1)【経営行動度Web診断】(経営者自身の実践を問う「詳細項目」で経営行動度を診断)

下URLの「JMS経営行動度Web診断ページ」をクリックすれば、診断ページへ飛びます。

>>https://www.chusanren.or.jp/jms/02.html

  • 経営者の日々のマネジメント行動の実践を問う具体的な項目を2つずつ、計18項目を設定。それらについて、「今重視しているか」、そして「(成果はともかく)取り組んでいるか」について回答を選択。
  • 私は経営者ではありませんが、「私が経営者だったら」と仮定して自己診断やってみました!クリックで選択するだけですので、5分ぐらいで完了するかと思います。(私は3分で終えました)
  • 回答結果は、先行調査した52社の回答傾向を表したマトリックス上に表示されます。
  • ちなみに、当ツールは、トヨタ自動車はじめメンバー11社と中小経営者がともに作り上げた新たな「JMSフレームワーク」(下URL)をベースにしたものです。

>>https://www.chusanren.or.jp/jms/01.html

 2)【トップマネジメント見える化フォーマット】

  • 上の「経営行動度Web診断」に回答後、このフォーマット(A3で1枚)がメールで送られてきます。
  • このフォーマットは第三者に見せること、評価されることを目的とせず、最終的に目指す「あるべき姿はどのようなものか」を記述し、自分に対して見えるようにするのが狙いです。
  • 下URLの一番下に4分ほどの説明動画が貼り付けてありますので、ちょっと見ていただければと思います。

>>https://www.chusanren.or.jp/whatsnew/jms_202010/

経営者でもない私が言うのもなんですが、この簡易経営者自己診断ツールは良くできていると思います。対象としては製造業を想定していることは確かですが、サービス業の経営者にも適用可能です。

5分ぐらいで1)の診断を完了後、2)のフォーマットに「マネージメントの現状」、及び「あるべき姿」を簡単にでも書いてみては如何でしょうか?

以上、お忙しい経営者の皆様にとって、経営・マネージメントのやり方を振り返る良い機会になれば幸いです。

【よろず支援ニュース#171-令和②】
各種オンライン講座・セミナーの案内(グーグル広告、Zoomストア、働き方改革など)

本題の前に政府の追加経済対策に関する情報をひとつ。以下、昨日の日経新聞記事です。(冒頭のみ)

  • 「首相、11月にも追加経済対策指示 「GoTo」延長検討」

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64926640T11C20A0MM0000/

追加経済対策としての第3次補正予算の詳細は、12月下旬に閣議決定後公表になるかと思います。特に苦しんでいる業種を中心に、効果的な、そして事業者が喜ぶ支援策が盛り込まれることを期待したいと思います。

  • 各種オンライン講座・セミナーの案内(グーグル広告、Zoomストア、働き方改革など)

新型コロナ以降、「非接触」が大きなキーワードとなっており、現在、(場所を選ばない)オンラインでの講座・セミナー、展示会など花盛りという感じです。情報を入手しやすくなり、本当に便利になりましたね!しかし、ここまでオンラインイベントの数が多くなってくると、皆様にとって本当に必要なイベントを取捨選択する必要も出てきますね。

以下、当方が個人的にお勧めする「オンライン講座・セミナー」の一部になります。ご関心のあるテーマがあれば、参加申し込みされては如何でしょうか?

  • 「はじめてのGoogle広告」(グーグル自体が運営している無料講座です)

>>https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt059+2020_09/about

  • 「Zoomストアに学ぶ!オンライン接客による売上アップの進め方~成功確率90%以上を誇るニューノーマル時代の販売とは~」(中小企業大学校WEBeeの無料オンライン・セミナー)

>>https://webeecampus.smrj.go.jp/event/20201030/

  • Zoomストア」とはツールではなく、Zoomを使ってのオンライン接客・営業の総称とのことです。詳しくは、以下のWeb記事をご覧ください。大変面白い記事です!

>>https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00331/00006/

  • 職務分析・職務評価セミナー(厚労省の事業でPwCコンサルティングが現在実施しています)

>>https://bit.ly/33VEo07

  • 和歌山県働き方改革推進支援センターの「働き方改革関連法Web無料セミナー」(今月20日から来年2月まで下URLにある様々なセミナーが開催されます)

>>https://www.sr-wakayama.jp/files/shien/20201001_202023_126988539.pdf

面白い役に立つオンライン講座・セミナーがあれば、また案内しますね!

【よろず支援ニュース#170-令和②】家賃支援給付金、持続化給付金の現状、及び今後の申請について

  • 家賃支援給付金の現状、支給遅れで、政府が「つなぎ融資」を自治体に要請

7月14日から申請受付が始まった「家賃支援給付金」ですが、事務処理が遅れ、給付金の支払いも想定より遅れているようです。気になったので、1か月前に既に申請したと連絡を受けていた事業者へ電話をして聞きましたが、「申請書類に不備等があり、再申請に向け新たに必要な書類を作成しているところ」との返事でした。持続化給付金と比べ申請書類が複雑なこともあり、申請に苦戦している事業者様も多いかとも思います。

  • 13日読売新聞記事:「中小向け「家賃支援」に遅れ、政府「つなぎ融資を」…自治体に要請へ」

>>https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201013-OYT1T50065/

  • 記事にあるとおり、「当面、政府は、金融機関から低金利で資金を借りられる「制度融資」で柔軟に支援するよう全国の自治体に要請する」そうです。つまり、当給付金申請で各種書類作成等で時間がかなりかかる場合、制度融資でその分の融資が受けられると理解します。ただし、給付があり次第、返済が必要とのことです。給付上限額が大きいので(法人600万円、個人事業主300万円)、このような話になったかと思われます。

(「制度融資」とは、ご存知の民間金融機関の無利子・無保証融資のように、自治体と金融機関、保証協会が連携して融資する制度です)

  • 申請方法は特設サイトからの電子申請になりますが、家賃支援給付金の申請に苦戦されている方、是非下にある和歌山県内3か所(和歌山市、御坊市、新宮市)の「申請サポート会場」をご利用いただければと思います。

>>https://yachin-shien.go.jp/support/list/wakayama/index.html

  • 当給付金の対象期間は12月までであり、申請締切は来年1月15日になっておりますので、ご注意ください。
  • 念のために当給付金の特設サイトは右。>>https://yachin-shien.go.jp/index.html
  • 当給付金を受給された事業者様、下の県の家賃上乗せ補助金(県家賃支援金)への申請もお忘れなく。

>>https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/060300/yachin

  • 持続化給付金:今後の申請について

5月より申請受付が始まった「持続化給付金」ですが、既に対象となるほとんどの事業者様は申請の上、受給されているかと思います。また、当給付金の対象期間は12月までですので、今後12月まで新たに受給対象となる事業者様もいらっしゃるかと思います。

最新情報として、当給付金の「申請サポート会場」ですが、申請数も少なくなったこともあり、今月より和歌山市内の1か所だけとなっております。(9月までは確か5か所あったかと思います)

  • 和歌山市内の申請サポート会場:和歌山市寄合町23 アセンブル2F

>>https://jizokuka-kyufu.go.jp/venue/detail.html?facility_code=3001

最後に、持続化給付金の申請締切は来年1月15日になっておりますので、ご注意ください。

  • 持続化給付金の特設サイト(9月より事務局も変更になり、サイトも新しくなっております)

>>https://jizokuka-kyufu.go.jp/

【よろず支援ニュース#169-令和②】
デジタル応援隊事業活用のススメ《脱ハンコなども支援します》、3Dプリンタの最新技術動向

本題の前に昨日の続報をひとつ。

Go To トラベルにおいて、給付枠不足のため多くの予約サイトが「割引・予約制限」した旨お伝えしましたが、観光庁は今日にも元通りにするよう要請するようです。

  • 日テレニュース:「GoTo割引額 給付金追加で元通り要請へ」

>>https://news.yahoo.co.jp/articles/aa7d8a9ef2ec7e99a9b5f199ca35cf46e24e22ef

まだまだ支援が必要な観光業者のことを考えると、まずは一安心です。

  • デジタル応援隊事業活用のススメ《脱ハンコなども支援します》

先週、「押印・書面撤廃の動き」に関する配信記事で、事業者のデジタル化・IT化支援で「デジタル応援隊事業」の活用について触れました。

その後、中小企業庁運営サイトであるミラサポPlusでもデジタル応援隊の活用を勧める以下の記事が掲載されております。

  • ミラサポPlus記事:「脱ハンコなども支援します」

>>https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/8940/

  • 新型コロナウイルス感染症への対策や働き方改革の必要性が高まる中、オンライン会議、ECサイト構築、オンラインイベント、クラウドファンディング、テレワーク、脱ハンコ、RPA等のデジタルツールに関心があっても、ノウハウがなく導入・定着に至らない中小企業が数多く存在しています。
  • 本事業では、支援を希望する中小企業や、IT専門家に登録していただき、登録された情報に基づき、事務局が両者のマッチング支援を行います。特設ウェブサイトにて、①デジタル化を促進したい中小企業と、②スキルを活かしたいIT専門家の登録受付を開始しています。

本支援事業では、事業者がIT専門家へ支払う謝金に関し、(間接的にですが)最大3,500円/時間(税込)を支援しています。(仮に30時間であれば、10万円の支援)

予算はなんと100億円(事務局経費含む)、個人的に、この予算額を全額消化できるか不安になります。デジタル化・IT化に関心のある事業者は、「使わなければ損」と勝手に思う次第です。

何度もしつこいようですが、デジタル応援隊の活用、是非ご検討ください。

  • デジタル応援隊事業の特設サイト>>https://digitalization-support.jp/
  • 3Dプリンタ技術の動向、関西での3D実用化プロジェクト紹介動画

世の中では「デジタル化・IT化」の動きが今後加速していくかと思いますが、製造業における「製造技術」も今後どんどん進化していくかと思います。(Iot、AI、ロボットなど)以下、その製造技術の中で、当方も大きな関心を寄せている3Dプリンタの技術動向についての情報になります。(製造業の皆様の関心も高いのではないかと推測します)

  • 近畿経済産業局HP「Kansai-3D実用化プロジェクト」ページ

>>https://www.kansai.meti.go.jp/3jisedai/project/3Dkansai/press/20190124.html

  • 「従来の3Dプリンタは、試作機として活用されてましたが、最近、海外では新材料や新たな 加工技術の組み合わせにより量産部品を製造できる3Dプリンタが開発され、航空機、自動車、スポーツ用品等において3Dプリンタによる量産化が進みつつ あり、製造変革が起きつつある。」とのことです。

量産化での3Dプリンタ活用事例>https://www.kansai.meti.go.jp/3jisedai/project/3Dkansai/press/globalcase.pdf

  • 下URLは近畿経済産業局HPにあった「Kansai-3D実用化プロジェクト」の取組紹介動画になります。

>>https://www.youtube.com/watch?v=esYmAQUwYBU

【よろず支援ニュース#168-令和②】
《GoToイート in 和歌山:続報》店舗事前登録が開始(和歌山市内)、食事券販売はローソンで今月末予定

  • GoToイート事前登録開始:和歌山県内の食事券販売はローソンで今月末予定

8日の毎日新聞記事に和歌山県内の「Go To イート」(25%プレミア食事券事業)の最新情報が掲載されております。

  • 毎日新聞記事>>https://mainichi.jp/articles/20201008/ddl/k30/040/357000c
  • 「Go Toイート」へ参加する店舗の事前登録が、和歌山商工会議所(和歌山市)で始まった。(和歌山市内の事業者のみが対象です)参加店舗の本登録、食事券の販売は今月末を予定しているという。
  • 県内ではJTB和歌山支店が代表を務め、県商工会議所連合会などで構成する「県事務局」が、参加店舗の受け付けや食事券の販売を担当する。
  • 同支店によると、1枚500円のチケット10枚つづり(5000円分)を4000円で販売する予定で、コンビニのローソンで購入できるよう、準備を進めているという。
  • 県事務局は事前登録の店舗を募って、スムーズに本登録に移行したい考え。事前登録は、まずは和歌山商議所を通じて和歌山市内の飲食店などを募集し、順次県内各地に広げていく。

上にある和歌山商工会議所の「事前登録サイト」は下のとおり。

事前登録すると、改めて正式な店舗登録を行って頂かなくても、Go To Eatキャンペーン〔食事券発行事業〕の店舗登録を完了させることができるそうです。ご希望の(和歌山市内の)飲食店様は事前登録してみてはいかがでしょうか?

和歌山市以外の自治体の飲食店様の「事前登録」は、毎日新聞記事にもあるとおり(「順次県内各地に広げていく」)、近日中に始まると予想します。

食事券の発行について、記事には「ローソンで今月末予定」とはありますが、事前登録サイトには「11月中」とありますので、11月にずれ込む可能性はあるかと考えます。

ちなみに、食事券の販売期間(予定)は、2021年1月末まで、使用期間は3月末までになります。

Go To イート(食事券)に登録予定の飲食店で、併せてGo To トラベルの「地域共通クーポン取扱店舗」としても登録を希望されている方、是非下URLにある和歌山商工会議所HP記事をご覧ください。

  • 和歌山商工会議所HP記事>>https://bit.ly/3jNybIO
  • GoToトラベルの「地域共通クーポン取扱店舗」に登録するには要件として、まずGoToイートに登録する必要があります。
  • GoToイートの事前登録を済ませれば、「加盟飲食店登録承認書」を受け取ることができますので、いち早くGo To トラベル地域共通クーポンの取扱店舗登録につなげて頂くことが可能になります。

最後に、個人的に嬉しくなるニュースをひとつ。

  • 9日産経新聞記事:Go To効果か、和歌山・白浜で宿泊客数アップ 昨年の9割まで回復」

>>https://www.sankeibiz.jp/business/news/201009/bsm2010090600005-n1.htm

「Go To トラベル」や県民対象の「わかやまリフレッシュプラン」で、白浜の宿泊業者も大分持ち直したようですね。県内他の観光地も、そうあって欲しいです。「Go To トラベル」の期間延長の話も持ち上がってはいるようですが、どうなるでしょう?

逆にGo To トラベルに関し、ちょっと不可解なニュースをひとつ。

  • ヤフーニュース:「Go Toで旅行者に激震。楽天トラベル・じゃらんなど配分枠不足で割引が大幅制限。予算余ってるのになぜ」

>>https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumikotaro/20201010-00202374/

今回の各予約サイトの「割引・予約制限」の理由は、各社への「給付金枠」が少なくなっているとのことですが、全体予算はまだまだ残っているかと思われます。上の記事には、各予約サイトへ追加配分の可能性について言及しております。

【よろず支援ニュース#167-令和②】
今後の海外出張:出張帰国時の2週間待機免除、新型コロナ検査センター稼働について

本題の前に昨日の配信「押印・書面廃止」の続報をひとつ。本日の日経新聞1面に大きく以下の見出し記事が出ております。

  • 「薬剤師常駐や納税 書面・対面撤廃へ政府が工程表」(冒頭のみ)

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64798330Y0A001C2MM8000/

行政における「押印・書面・対面の廃止」が、より具体的に進展しそうですね!

  • 出張帰国時の2週間待機免除 政府検討、行動計画提出で(日経新聞)

以下、昨日の日経新聞1面記事ですが、政府も徐々にビジネス目的での出入国制限を緩和するようです。

  • 日経新聞1面記事:「出張帰国時の2週間待機免除 政府検討、行動計画提出」(冒頭のみ)

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64722110X01C20A0MM8000/

  • 「政府が検討する出入国制限の追加緩和策が7日、わかった。海外出張から帰国・再入国した日本人や在留資格を持つ外国人を対象に、帰国後2週間の待機措置を免除する。渡航先の対象国は全世界とする。」
  • 行動計画の提出や公共交通機関の不使用が条件となる。民間企業の社員が海外出張しやすい環境を整え、経済活動の再開を後押しする。
  • 入国後2週間は公共交通機関の使用を禁止し、移動は職場と自宅の往復に限られる。

私事になりますが、当方10年ぶりに欧州へ行きたいと思い、今年初めに失効したパスポートを更新しましたが、新型コロナのため行けないままです。来年以降1日でも早く、安心して欧州へ行ける環境になることを願っています。

  • 海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)の海外渡航者向けの利用の開始

先日の配信で、コロナ陰性証明書を発行できる医療機関を検索・予約できる「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター」(TeCOT)を案内しましたが、昨日8日より本格稼働となりました。

これで、海外渡航者が新型コロナウイルス感染症の検査を受けることが可能な医療機関を検索・予約できるようになります。当面は、ビジネス目的の渡航者に限定)。やむを得ず海外出張される場合、下URLよりTeCOT特設サイトにログインし、医療機関の検索・予約をしていただければと思います。(TeCOTの利用にはgBizIDの取得が必要ですので、ご注意ください)

【よろず支援ニュース#166-令和②】
行政手続き:押印・書面撤廃の動き、及び事業者のデジタル化支援について

  • 首相「行政手続き全て見直し」全省庁へ押印・書面廃止指示、及び近畿圏の動き

皆様、既に行政手続きにおける「押印・書面廃止」の動きは報道等でご存知かと思いますが、当件に関連し以下2つの最新記事をご紹介します。

  • 日経新聞:首相「行政手続き全て見直し」全省庁へ押印・書面廃止指示

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64708190X01C20A0MM0000/

  • 「政府は7日午前、菅義偉政権で初の規制改革推進会議を開いた。首相は全ての行政手続きについて書面や押印を抜本的に見直すよう指示した。看板政策の行政のデジタル化を加速させる。」
  • 「具体的には行政手続きでの書面や押印、対面の必要性を検証する方針を示した。撤廃に向けて年内に政省令を改正し、法改正が必要なものは2021年の通常国会で関連法の改正をめざす。」
  • NHK関西Web記事:加速する? “はんこレス化”

>>https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201006/2000035737.html

  • 上の記事では、兵庫県、奈良県の押印・書面廃止の動きを解説しています。和歌山県内でも同じような動きがあるものと推測します。
  • 記事の見出しにもある通り、中央官庁だけでなく、全国の地方自治体でも「押印・書面廃止」が加速して行くことを期待したいと思います。
  • 行政・民間のデジタル化、デジタル化応援隊事業の活用現状について

ご承知の通り、現政権は来年度の「デジタル庁」設置を目指していますが、①の「押印・書面廃止」の動きも行政手続きのデジタル化を後押しするものです。

今後、行政のデジタル化が加速化していけば、当然皆様事業者の各種業務におけるデジタル化・IT化対応も必要になってくるかと思います。現在、政府は実施しているデジタル化・IT化の主要支援策は以下の2つになります。

デジタル化応援隊事業は9月より開始されておりますが、現在の活用状況が気になりましたので、ちょっと調べてみました。

  • 中小企業デジタル化応援隊事業:相談案件一覧表

>>https://digitalization-support.jp/documents/issue.pdf

上の相談一覧表には約100の相談案件の内容が書いてありますが、IT化に関し同じような事で悩んでいる事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか?上の特設サイトより企業登録し、事業者が希望すれば、事務局がIT専門家とマッチングしてくれるとのことです。(「オンライン」での相談も多いですので、県外の専門家も紹介してくれそうです)

ちなみに、一覧表には和歌山県の事業者案件が2件ありました。両社とも相談案件登録の上、マッチングでの紹介を受けたようです。2社ともオンライン相談ですね

IT化にお悩みの事業者様、是非この支援策を積極的に活用いただければ幸いです。

【よろず支援ニュース#165-令和②】
《Go To キャンペーン特集》「トラベル」、「イート」、「商店街」、「イベント」の現状について

  • Go To トラベル・キャンペーンの現状について

本日の日経新聞に以下の記事が掲載されております。

  • 「「Go To トラベル」1689万人に735億円、9月前半まで」

>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64674290W0A001C2EE8000/

今月より東京都も追加で対象になっとこともあり、今後も利用者の増加が見込まれるかと思います。

10月から「地域共通クーポン」が使えるようになりましたが、登録している飲食店・小売店等が全国的に少ないようです。特に飲食店の場合、「地域共通クーポン」に登録の条件として、下の「Go To イート」への登録が必要になります。しかし、下の②にあるとおり、GoToイート食事券事業への参加登録開始が遅れております。

「地域共通クーポン」へのと登録方法については、先日配信した下の記事をご覧ください。

>>https://yorozu.yarukiouendan.or.jp/yorozu_news/148-2020/

ちなみに、10月23日、26日に和歌山商工会議所で「Go To トラベル〔地域共通クーポン〕取扱店舗向け制度説明会」が開催されます。(下トップページの「トピックス」ご覧ください)

>>https://www.wakayama-cci.or.jp/wakayama/

  • Go To イート・キャンペーンの現状について

ご承知のとおり、このキャンペーンには以下2つの事業が含まれております。

  • オンライン飲食予約の利用による「ポイント付与」事業
  • 既に10月1日より食べログ・ぐるなびなど13の予約サイトでポイント付与事業は開始されております。
  • 当事業に参加希望の飲食店様は右URLをご覧ください。>>https://gotoeat.maff.go.jp/business_person/
  • プレミア付食事券事業(25%上乗せ)
  • 和歌山県の食事券事業者は10月1日に決定されました。(商工会、商工会議所、紀陽銀行、その他)

>>https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/attach/pdf/hoseigoto-55.pdf

  • 近日中に和歌山県のキャンペーン事務局より、参加飲食店の募集が始まるかと思います。募集終了後に実際の食事券発行が実施されることになります。(10月末ぐらいか?)
  • 「Go To 商店街」先行募集中:イベント実施経費を補助

当メルマガで触れるのは初めてですが、まずは下のJNet21の記事をご覧ください。

  • JNet21記事:「「Go To 商店街」先行募集中:イベント実施経費を補助、経産省」

>>https://j-net21.smrj.go.jp/news/tsdlje000000hy4o.html

  • 経産省が「Go To商店街」キャンペーンを実施する商店街の先行募集を始めている。
  • 地元の活性化につながるイベントを実施する商店街に、広告やアルバイトの人件費など経費の一部を国が支援する。
  • 支援額は1申請者あたり300万円。2者以上の連携には1400万円を上限に500万円を加算する。
  • 先行募集は10月19日から11月30日に開始する事業が対象。12月1日から21年2月14日に開始する通常募集もある。

対象(申請単位)は商工会、商工会議所、温泉街、飲食店街などの商店街組織になります。「地元の活性化につながるイベント」を実施する場合、当キャンペーンを活用してみては如何でしょうか?

当キャンペーンに関する詳細な情報は、下の経産省HPご覧ください。

  • 経産省HP:「Go To 商店街事業に関するお知らせ」

>>https://www.meti.go.jp/covid-19/goto-shoutengai/index.html

  • 「Go To イベント」の現状について

Go Toキャンペーン、最後の4つ目である「Go Toイベント」ですが、先日(9月30日)経産省は事務局が博報堂に選定された旨公表しております。

>>https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2020/s200930002.html

キャンペーンの詳細については未だ公表されておりませんが、簡単に言えば「チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを 購⼊した消費者に対し、割引・クーポン等を付与(2割相当分)」するものです。

ここでは経産省作成の概要資料をご紹介しておきます。

  • 経産省作成の「Go To イベント」概要資料

>>https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/downloadfiles/k200701001_04.pdf

今後のスケジュールですが、「10月中旬には参加するチケット販売事業者などの募集を始める」とのことです。(下の時事通信記事より)

>>https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093001289&g=eco

【よろず支援ニュース#164-令和②】
県の設備投資支援の補助金公募開始について(県内中小企業者等省力化促進事業費補助金)

  • 県の設備投資支援の補助金公募開始について(県内中小企業者等省力化促進事業費補助金)

県では、県内中小企業者等が行う省力化を実施するための設備導入に要する経費に対して支援する補助金の公募を始めます。概要は以下のとおり。(詳しくは下URLご覧ください)

  • 県HP産業技術政策課ページ

>>https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/063100/shouryokuka.html

  • 補助金名:県内中小企業者等省力化促進事業費補助金
  • 補助対象費用は上URLにあるとおり、機械設備、工具、備品、建物付属設備などです。(建物は対象外)

(注)経営力向上計画での(一括償却、税額控除)法人税優遇の対象費用と同じようです。

  • (1) 補助率:補助対象経費の5分の1以内

(2) 補助上限:2,000万円

  • 対象設備の「工業会証明書」が必須です。(これは、経営力向上計画と同じですね)
  • 同じ対象費用で、ものづくり補助金など他の補助金との併用は不可です。(事務局に電話確認しました)
  • 申請期間は、10月5日(月)から11月4日(水)17:00まで。
  • 事業実施期間(設備の設置・支払い等の完了期間):来年3月20日まで。
  • 申請は、経済産業省の補助金申請システム「J グランツ」で受付しています。故に、「GビズID」のアカウント取得と、「gBizプライム」のアカウント取得が必要です。

(余談)県の補助金でJグランツでの電子申請とは驚きました。地方自治体の補助金申請でJグランツ経由とは、全国で初めてかもしれません?

以下、当方からのコメント・アドバイスになります。

  • ものづくり補助金の補助上限額(一般型)は1000万円ですので、5000万円以上の大きな設備投資であれば、この補助金の方がお勧めですね。
  • 来年3月20日までに設備投資を予定されており、経営力向上計画への新規・変更申請を既にお考えの事業者様は、是非当補助金の活用をご検討ください。
  • 当補助金への申請にご興味のあり、経営力向上計画を未取得の事業者様は、併せて経営力向上計画へ申請されることを勧めます。(法人税優遇措置があります)
  • 中小企業庁HPの経営力向上計画特設ページ>>https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/index.html

【よろず支援ニュース#163-令和②】
持続化補助金コロナ枠の次回締切が12月10日に!追加経済対策(第3次補正予算)について

  • 持続化補助金コロナ特別枠の次回締切が12月10日に!

今年から通年公募となった持続化補助金ですが、直近では先日10月2日コロナ特別枠、通常枠ともに締切りがあり、多くの小規模事業者の方々が申請されたかと思います。以下、次回締切に関する最新情報になります。

  • 補助額上限100万円のコロナ特別枠の次回締切は12月10日に設定されました。(通常枠は予定通り2021年2月5日です)
  • 下URLの特設サイトにも書いてありますが、12月10日が「最終受付」とのことです。ご注意ください!

>>https://r2.jizokukahojokin.info/corona/

  • つまり、12月10日以降は、「通常枠」のみの通年公募になります

ご承知のとおり、今年に入り持続化補助金の採択率は80~90%と高いものになっております。持続化補助金は「お客さんを増やすための補助金」と言われておりますが、小規模事業者の皆様、当補助金の積極的活用をご検討いただければと思います。

  • 追加経済対策(第3次補正予算)について

10月2日の日経新聞記事によれば、追加経済対策としての3次補正予算が、来年1月召集予定の通常国会に提出されるとのことです。

  • 日経新聞関連記事(冒頭のみ)~追加経済対策 年内にも、衆院解散「年明け以降」広がる、3次補正、通常国会に~

>>https://www.nedo.go.jp/content/100919493.pdf

  • 政府・与党は年内にも追加経済対策を策定する調整に入った。新型コロナウイルスの感染防止と経済の立て直しを急ぐ必要があると判断した。菅首相が自民党総裁選で訴えた政策の実現を優先するため、衆院解散・総選挙は年明け以降との見方が広がる。
  • 自民党の森山裕国会対策委員長は1日の日本経済新聞のインタビューで、2020年度第3次補正予算案を来年1月召集予定の通常国会に提出する考えを明言した。

追加経済対策(第3次補正予算)の中身については当然未定ですが、現行の雇用調整助成金、持続化給付金、家賃支援給付金の延長・拡大の話も出ているようです。中小企業・小規模事業者にとってより使い勝手の良い追加支援策が盛り込まれることを期待したいと思います。

【よろず支援ニュース#162-令和②】
グローバルニッチトップ企業の紹介、コロナ後の社会・経済変化の分析資料

  • グローバルニッチトップ企業の紹介(経産省広報サイトの特集記事)

久々に経産省の広報サイト「METI Journal」の特集記事を紹介します。以下、9月特集の「世界で輝くグローバルニッチトップ(GNT)企業」記事になります

大企業との競争を避け、ニッチな市場でトップになることは、中小企業の取るべき戦略の一つとされてますが、最近経産省は「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」を選定しました。

今回「GNT企業」に選出された事業者が、どのようにして「グローバルニッチトップ」の座を占めるに至ったか大変興味深いかと思います。

一番上のMETI Journalサイトには5つの関連記事がありますが、興味のある記事があれば、是非ご一読ください。

  • コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像

下の資料は、NEDO(経産省の外郭団体)が作成した大変興味深い資料になります。

  • NEDO作成資料~コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像~

>>https://www.nedo.go.jp/content/100919493.pdf

60ページほどのボリュームですが、以下の点について的確に分析した有益な資料かと考えます。

  • (コロナ感染拡大から数か月が経ち)今何が起こっているのか?
  • コロナ禍後の社会はどうなるのか?
  • コロナ禍後の社会に期待されるイノベーション像は何か?

経営者の皆様、さらっと目をとおして面白そうであれば、是非ご一読ください。①にある「ニッチトップ」を意識した新規事業アイデアのヒントがあるかもしれません。

【よろず支援ニュース#161-令和②】
ものづくり補助金3次の採択結果の簡単分析について

  • ものづくり補助金3次の採択結果の簡単分析について

先週25日、ものづくり補助金3次締切分(8月3日締切)の採択結果が以下のとおり公表されました。(参考として1次、2次の結果入れております)

 

申請タイプ

申請者数

採択者数

採択率

1次

通常枠

2287

1429

63%

 

2次

通常枠

2400

1006

42%

コロナ特別枠

3321

2261

68%

2次合計

5721

3267

57%

 

3

①   コロナ特別枠で申請

4560

2148

47

②   通常枠で申請

2637

489

21

合計

6923

2637

38

今回はコロナ特別枠申請で不採択になっても、自動的に通常枠で再審査されることになってます。故に、①の採択者数2148には、通常枠で復活採択された1072社を含んでおります。

上記表の通り、1次・2次締切結果と比べ、今回3次締切の採択率・採択者数ともに大きく低下しています。

今回3次では申請者数が増加していますので、採択率も多少低くなるのは分かりますが、大きく20%も低くなった理由は正直分かりませんまた、「コロナ特別枠」申請での採択率が、「通常枠」申請に比べかなり高くなってます。(繰り返しになりますが、コロナ特別枠の採択率47%には、コロナ枠審査でNGとなり、再度通常枠で審査の上復活採択された事業者も入っております)

これだけ見れば「特別枠」での申請の方が有利に見えますのですが?

いづれにせよ、3次締切の採択結果は大変厳しいものになりました。当方、コロナ対応での事業者支援として、「今年いっぱいぐらいの申請締切における採択率は50%以上あるのではないか」と勝手に予想していましたが、そうでもないようです。

次回4次締切は11月26日ですが、今度は「グローバル展開型」も新たに出てきます。4次締切で申請されるご予定の事業所様、申請書(事業計画書)の更なるブラッシュアップ、加点項目の取得をお願いしたいと思います。

【よろず支援ニュース#160-令和②】
「生産性白書」の紹介!~企業経営の転換が問われている~

  • 「生産性白書」の紹介!~企業経営の転換が問われている~

日本生産性本部は、2020年に生産性運動65周年を迎えたことを機に、初の「生産性白書」を公表しました。

  • 日刊工業新聞社説:「初の「生産性白書」 企業経営の転換が問われている」

>>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00572099

(白書(本文)は有料のようですね、概要のみ貼り付けます)

以下、上の社説からの抜粋になります。経営者の皆様へは、確かに耳の痛い厳しい指摘かと思います。

  • 日本の生産性の現状が先進国7カ国中で最下位にあり、イノベーション力の再生やリスクを取る企業風土への転換が求められる。
  • 白書では提言として「経営力の強化」「経営者の育成」を強調した。現在の経営層にとって耳の痛い指摘といえよう。
  • 新型コロナウイルスの収束後に向けた生産性改革は、多くの企業にとって関心の高いテーマである。白書ではコロナによる在宅勤務の効率が改善傾向にあり、従業員の満足度も高まっているという調査結果を紹介。柔軟な働き方を生産性向上に結びつけるべきだとしている。
  • 一方でコロナによるコスト削減が、企業の教育訓練費の削減を招く恐れがあることを指摘。「人への投資こそが生産性向上の源泉」と強調している。
  • また白書は長期的に各業界で新陳代謝が進み、生産性の高い企業が生き残ることで経済全体の生産性が向上することへの期待を表明した。
  • こうした分析は大企業でも市場からの退出を余儀なくされるケースが増えることを示唆している。
  • 日本の生産性の低迷は、失われた20年間の企業経営の行き詰まりの結果である。白書は遠回しの表現ながら、戦略の見直しやトップの世代交代を含む大胆な経営転換の必要性を伝えている。個々の企業が実情に応じてかみしめたい指摘である。

なんか、右のダーウィンの言葉を思い出しますね。「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。」

日本生産性本部は、当白書の発行を機に、10月26日、27日「日本の改革とこれからの生産性運動~コロナ危機を超えて~」と題してオンラインセミナーを開催するそうです。

  • オンラインセミナー特設ページ

>>https://www.jpc-net.jp/news/detail/20200916_004557.html

様々なテーマで多くの興味深いセミナーが行われるようです。上の特設ページをご覧の上、ご関心のあるオンラインセミナーがあれば、是非参加申し込みください。

【よろず支援ニュース#159-令和②】
当拠点の10月度少人数勉強会の案内

  • 当拠点の10月度少人数勉強会の案内

以下、10月末までの少人数勉強会になります。ご関心のある勉強会テーマがあれば、奮ってご参加ください。よろしくお願いいたします!

2020/09/29

レゴブロックを使った作業改善演習 1組2名以上、3組限定 9/29 9時半

2020/10/01

今更聞けないIT導入補助金 10/1 13時半

2020/09/30

コミュニケーション力強化実践講座 9/30 15時

2020/10/05

【伊都振興局】ものづくり商業サービス生産性向上促進補助金勉強会 10/5 13時半

2020/10/07

【オンライン開催】教育訓練にも使える!雇用調整助成金 10/7 10時

2020/10/07

記帳の基礎 ~簿記の基本~ 10/7 14時

2020/10/12

ものづくり補助金個別相談会 10/12 13時半

2020/10/12

ものづくり補助金個別相談会 10/12 15時

2020/10/14

創業計画書の作り方ワークショップ10/14 13時半

2020/10/14

創業計画書の作り方ワークショップ10/14 17時

2020/10/16

財務諸表の読み方~資金繰りの考え方 10/16 13時半

2020/10/16

【オンライン開催】教育訓練にも使える!雇用調整助成金 10/16 15時

2020/10/21

低コストの勤怠管理・給与計算システムを活用して働き方改革を実現しましょう 10/21 13時半

2020/10/26

【満席です】ものづくり補助金個別相談会 10/26 13時半

2020/10/26

ものづくり補助金個別相談会 10/26 15時

2020/10/27

【西牟婁振興局】創業計画書の作り方ワークショップ 10/27 9時半

2020/10/27

【西牟婁振興局】創業計画書の作り方ワークショップ 10/27 13時半

2020/10/27

プレスリリース原稿作成講座 2回連続 10/27、11/30 15時

2020/10/28

1枚のシートで新規開拓 営業の効率を上げる! 10/28 15時

2020/10/29

売上アップに貢献 サンキューレターの書き方 送り方 10/29 15時

2020/10/30

【オンライン開催】教育訓練にも使える!雇用調整助成金 10/30 15時